地球環境塾

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最終レポート

基セミに参加せせていただき、ありがとうございました。
大学の雰囲気を知ることができ、とても良い経験になりました。
自分の興味をもったことについて詳しく調べることができ、たくさんの知識を身につけることができました。今まで、パソコンを調べものにしか使わなかったので、パワポを作るのが大変でした。また、他の方からの質問で、自分が気づいていなかったことを知ることができました。他の方の発表をきくことで、知らなかった多くのことを知ることができて、良かったです。日本は、問題だらけだな、と感じました。
合宿では、「豊かさとは何か」について考えるきっかけになりました。また、普段は経験することができないことをさせていただきとても楽しかったです。

最初は、大学生の方たちの中に入れてもらうということで、不安でした。けれど、話しかけてくださったり、優しくしていただきとても嬉しかったです。本当にありがとうございました。

                            名古屋大学附属高校 村井里帆 
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by kan_zyuku | 2016-02-12 23:00

最終レポート

工学部物理工学科の蜂谷涼太です。
先日は最後の講義に出席出来ず本当にすみませんでした。当日かなりの高熱が出てベットから一歩も出ることが出来ませんでした。
今回この基礎セミナーを僕が受講した理由はなんとなく合宿が楽しそうといった理由でした。
そんな理由で受講してみたのですがいざ皆さんの発表を拝聴していると知らず知らずのうちにも持続可能性や環境の問題について興味を持っている自分がいました。先日のココイチの問題についても事件の内容を聞いてこの基礎セミナーの事を思い出していました。僕は前期も環境に関する内容のものを受講していたのですがより理解が深まって非常に有意義な時間を過ごす事が出来たと思います。そして何より後期の基礎セミナーを通して様々な学部の友達ができた事がとても楽しかったです。2回生になっても仲良くしていただきたいです。半年間楽しかったですありがとうございました。

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by kan_zyuku | 2016-02-12 22:46

最終レポート

  工学部物理子学科の丸山凌平です。まず半年間短い間ではありましたが、皆さんと発表して意見を交換したりと楽しくも充実した時間をありがとうございました。改めて名大生の頭のよさや自分の知識不足、視野の狭さを痛感しました。
  今回この基礎セミナーではほかの講義のような形式とは異なり自分の考えを発表したり意見したり、ほかの人の発表をもとに賛成したり、反対したりすることで理解を深め、答えのない問題について考えてきました。ほかの方たちの発表は興味深いものばかりで自分の知識が増え、自分にはなかった別の角度からの視点も得ることができました。そこでわからないことがあれば積極的に手を挙げて質問するということがされていましたが、そういうことがこれまでの自分にはあまりできないところがあったので、アホな質問もしましたが疑問を探して質問するということが少しではあるけれどできるようになったのではと思います。
   ほかの講義では黒板やスライドにうつされた文字をただひたすらノートに書き写したりただ聞いているだけで時間を過ごしていましたがこの講義では自分から学ぶ意欲であったり、考えることの大切さを学ぶことができました。
貴重な経験をありがとうございました。
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by kan_zyuku | 2016-02-12 15:00

基セミを終えて

半年間おつかれさまでした。
この基セミでは本当に色々なことを学ぶことができました。みんなのプレゼンを聞いて、日本にある問題にこれまで以上に関心が持てるようになり、ニュースをみても「これこれ」と納得できるようになりました!
私はプレゼンで地産地消や、食料問題について調べました。そこで、問題は規模がとてもおおきくて複雑であることがよくわかりました。私達が問題を理解して、選択することが大事なのではないかと思いました。

農村合宿は本当に濃い一泊二日でした。都会の便利さが本当に良いことなのか都会では考えもしないことを実感することができ、とても良い経験になりました。なにより、ご飯がおいしい!自分たちで作る楽しさ、本当にわかりました!

みんなのプレゼンは本当に興味深かったです。何より、たくさんのことに気づけて、「なるほど」と感じることが多すぎでした。私が理解していなかっただけで日本、いや世界でたくさんのことが行われているということ、自分に変えれることはないのかなと基セミの後はいつも考えさせられました。私が考えるだけでは何も変わらないけど、でも問題を意識して、日常にある小さい解決策をやること、そんな積み重ねが何かを変えることにつながるとおもました。

この基セミをとって本当によかったです。このセミナーが終わった後も、ここで学んだこと、意識していきたいです。ありがとうございました!

経済学部 山口綾穂
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by kan_zyuku | 2016-02-12 14:47

最終レポート

経済学部生川太郎 

農村合宿?楽しそー!
という軽い気持ちで選んだ基礎セミナーでした。しかし、この半年間を通して本当にたくさんのことを学び感じ、自己を分析し、将来を考える良い機会となりました。二度のプレゼンテーションという大きな壁はありましたが、それも含めて本当にこの基礎セミナーに入れてよかったなと思っています。

まず、普段の授業での他のメンバーの発表などを見聞きして感じたことがあります。何故みんなこんなに自分の意見をしっかりと持てているのか。何故みんなこんなにそれを自分の言葉で論理的に話すことができるのか。更に文系理系関係なく幅広い分野にまで対応し、思考することができている。なんだこれは、と、「アレルギンってなんですか?」といった小学生でもできるような質問しかできない自分との差は何が生んでいるのか、と毎回授業が終わる度に考えさせられました。自分の知識不足、思考力不足を認識させもっと色々なことに興味を持ち考えるようにしようという意識革命を起こしてくれたみんなに感謝しています。しかし、自分の意見を持つ、というのは難しいことだということも感じました。発表の中で、このような考え方もあれば違った考え方もありどちらにも納得できる面がある、ということが多々あったと思います。そんな時に自分の考えを見失わず、しっかりと意見を持つには、優先順位をはっきりさせることが大切だと感じました。日本や世界は、人間が持続的に生存していくことよりも現実をよりよくし便利で快適な暮らしをできるようにすることを優先してきた結果、この基礎セミナーで取り扱ったような様々な問題が生じたと考えられます。優先順位を間違えた結果でしょう。

 今回私は食料廃棄の問題について重きを置いて調べました。この問題については色々と活動が行われていて様々な対策もとられています。しかし結局は一人一人が個々の生活に向き合ってそれを改善することが最適な対策であるのだろうと感じました。しかし、意識を持って生活を変えることはそれほど簡単にできることではないと思います。あくまで理想です。ですが、人は流行に流されやすい生き物です。日本の食料廃棄の現状がひどい!という情報が地球温暖化の類のように世に流れたら少しは影響があるでしょう。現状を世に知らしめるためには正確なデータやそのことを実感できる何かがないといけません。しかし、食料廃棄の問題にはそれが無いのです。その点が大きな問題であると感じました。現在の世界にはたくさんの情報がありふれています。しかしこのように必要な無くてはならない情報が表に出ていないことも多々あるのだということを実感しました。

 この基礎セミナーで学んだことを糧に、みんなに掻き立てられた知的好奇心を基にこれからも地球の抱える諸問題について考えていきたいと思います。

半年間お疲れさまでした。そしてありがとうございました。



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by kan_zyuku | 2016-02-12 10:13

最終レポート

 こんにちは。工学部物理工学科一年の中嶋です。春休みが始まって一週間がたちました。この基礎セミナーBが一年生として受ける最後の授業だったのですが、もうそれから一週間もたっていることに愕然としています。当然のように自堕落な生活を送っているのですが、あとこの休みが8週間ほど続くことに対し、幸せを感じるとともに、2年次にちゃんとした生活できるかな、と激しい不安感にさらされます。
 
 今回『持続可能な社会』をテーマに、合宿やプレゼンを通して、様々な観点から持続可能性について考えました。発電の仕組みから施策・水、水道について、森林の保護、農作と森林の関係、食の安全など、人間という種の持続および地球の自然の持続にかかわった様々なプレゼンを聞けて、とても勉強になりました。はじめのガイダンス?でいった通り、このキセミを選択したのは、合宿があってなんか面白そう、という単純な理由でした。もちろん合宿もとっても楽しかったです。しかしそれと同じぐらい、もしくはそれ以上に最後のほうの授業であった、ほんとに軽くですけどちょっとした議論にて、このプレゼンを聞いてみんなはどのように思っているのか、何を感じたのかということを垣間見ることができ、とても楽しく充実した時間を過ごせたと思いました。また、いまになって、もっと早く仲良くなっておけばもっといろいろ言いあえただろうに、もっと自分に知識があればまた違う考えを浮かべれただろうに、との思いも湧き出てきています。徐々に堕落していった一年次ですが、大学合格当初のきらきらとした「やったるで!」という思いを取り戻すべく、二年次ではしっかりやっていきたいなと思います。合宿先の皆さん、高野先生、ハタナさん、このような機会を設けてくださり、ありがとうございました。

 
 (自己紹介レポートで、二学期は早め早めの提出を心がけると書いときながら、結局期限ぎりぎりになってしまってますね、、、!)
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by kan_zyuku | 2016-02-12 04:53 | その他

最終レポート

長野県から単身名古屋に来て、一人暮らしをしてみて、いかに自分がのうのうと生きていたかがわかった。無知だったり無関心だったりしたつけがここにきて一気に押し寄せたように感じる。

発表で扱われたテーマは、日常のことから世界的なことまでと様々な内容があったが、いずれもよく聞いていれば、新しい発見を与えてくれたり、その理不尽さや危機的な状況を知らせてくれるものであった。いつまでも他人の振りをしているわけにはいかない。いざという時には、自分の力でなんとかできるべきだ。今回議論したテーマはもちろん、今後自分や直面する問題にも真摯に向き合うことが必要だと痛感することができた。

そして、仲間達と多くのプレゼンテーションとディスカッションができた。このことは、生涯に渡って活きる経験だと思う。



理学部 吉田健太
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by kan_zyuku | 2016-02-12 01:22 | その他

最終レポート

基礎セミナーを終えて
法学部 1年 南雲裕貴
 
後期の半年間私たちは、言うなれば、農村現場での「身体的学習」と大学での「知的学習」でもって"ESD"や環境問題を考えてきました。この基礎セミナーの課程を終えて、私が学んだことは2つあります。

まず、合宿での経験を通して「社会」というものに対する考え方が広がりました。今まで私が考えていた「社会」というものは、会社や労働者、政府やお金といったものを中心にイメージされていました。しかし、里山で息づく人々の生活や文化を目の当たりにしたことで、たとえ小規模で僻地にあるような場所でも、そこに住む人達にとっては「社会」でありそれは日本社会の一部でもある、と認識するようになりました。またそれに伴い、現在農村地域におこっている過疎化や文化の消滅といった様々な問題も、日本社会の問題であると考えられるようになりました。
 
次に、各メンバーの発表を通し、議論の重要さを知りました。発表後の議論のなかで、自分とは反対の意見を耳にするたびに、一人で勉強する時にはないような刺激を何度も感じました。自分の考えを突き詰めることも大事だと思うのですが、そればっかりでは自分の考えに固執してしまい自身の意見こそ正当であると思い込んでしまう恐れがあります。他人の意見、特に自分とは正反対の意見を聞くことを通して自らの考えを構築する必要があると思いました。
 
農村地区に見られる、今日の諸問題の原因は、戦後の日本の経済成長と不可分に関わっていると考えられます。私たちは、経済成長による恩恵を受けるために、都市地域から離れた弱小な農村地区から「人」という財産を多く動員してきました。将来にわたる経済成長を望むにあたって、それよりも前に、農村社会の危機的状況を打破する必要があります。なぜなら、農村社会が日本社会の一部であるからであり、農村社会における問題は日本社会全体の問題だからです。この解決策を考えるにあたり、対立する意見を踏まえてそれぞれが自分の考えを構築することができれば、物質的にも精神的にもより豊かな日本社会の実現に近づくのではないかと思います。

最後に。
「おかげさまで」の「おかげ」は「お陰」と書けます。これは「他人から受ける利益や恩恵」ということらしいです。「おかげさま」で、私たちは豊かな自然や綺麗な水を享受しながら、生活をすることができています。「おかげさま」であるのはわかっていながら、「御陰様」がどこの誰なのかはあまりはっきりしません。それはあまりにこちらとしては申し訳ないというか、「御陰様」にお礼の一つもできません。なので、私たちは、常に「おかげさま」の気持ちをもって、「御陰様」がどこの誰なのかを考え続ける必要があると思います。それが、「おかげさま」で恩恵を受けている私たちに課された絶対的な使命だと思います。

なんだかよくわからないことを述べてしまったという恥ずかしさを結びとしまして、レポートは以上とさせていただきます。

半年間みなさんおつかれさまでした。そして、ありがとうございました。


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by kan_zyuku | 2016-02-10 23:35

最終レポート

こんにちは。情報文化学部の尾崎早織です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。私はというと、ようやく春休みも始まり、部活・寝る・バイト・寝る・遊ぶ・寝るのサイクルを延々と繰り返しています。これぞ大学生。人生の春を謳歌しています。

そんな話はさておき、以下、最終レポートです。

______________________


 人間は思考する生き物です。暇さえあればくだらないことを考えます。死とは何かとか。これはずっと昔から続く謎であると思います。

 昨年の末、今年の初めと、立て続けに身内の不幸があったおかげで私は間接的に、その「死」というものを経験しましたが、先述の「死とは何か」という問いに対する納得できるような解は見つけられませんでした。ただ分かったことがあるとするならば、普段考えたり言葉にする死のことと、実際に生理現象として死ぬことは全然別物であって、生理現象としての死とは結構汚くてあっけなくて救いがなくてフィジカルなものである・・・ということです。死というものは、やや芳しくない成果のうちの一つに過ぎないと気づきました。なので、哲学者や詩人があらかじめ自分の死を言葉にしておくのはナンセンスでバカっぽいなと感じたので、やめたほうがいいですね。

 とはいうものの、人間はこの古代から続く死にまつわる議論を飽くことなく続けていくのでしょう。膨大な時間をかけ、膨大なエネルギーをそれに費やすのでしょう。そのエネルギーの源は、神々が作りたもうた、今私たちが足を引っ付けている地球です。地球が滅びるが先か(その昔はノストラダムスのなんちゃらだとか言って地球滅亡の日がまことしやかに語られるというようなこともありました。)、人間が滅びるが先かはわかりませんが、人間がこうして思考することのできるこの場所を、人間には守っていく義務があるように思います。日々の暮らしの中でこの地球という賜物の行く末を案じることなくのうのうと生きるのは、あまりに無責任なことではないでしょうか。

 セミナーでも散々触れられました「持続可能な生活・社会の実現」ですが、これが問題となっているという事実は、現段階ではそれが実現できていないという事実の裏返しです。持続性を度外視し、地球をまるで人間の所有物かのように酷使して発展を遂げ、人間の種としての繁栄を築き上げたとしても、その先には何も待っておらず、ただ空っぽになった地球が死ぬのを待つのみです。あれ、なんだかこれ、寄生虫が宿主を食いつぶして殺すのに似ていますね。つまり私たちは地球という宿主に噛り付いてその恩恵を受けている寄生虫に過ぎないのです。そのたかが寄生虫が宿主を殺すとは何たることかって感じですね。しかし、本来ならば人間が寄生虫と同等の存在であるわけがないんです。人間はもっと高次な存在のはずなのです。人間は地球を救う存在でなくてはなりません。その力が人間には備わっているはずです。
 先ほど、現段階ではあらゆるものの持続可能性が実現されていないと述べました。しかし、この問題提起がされている時点で、決して少なくはない人がその問題に対して何らかのアクションを起こさなければならないと感じている事実が存在することが証明されています。みなさんのプレゼンかつ、私の思わず目と耳を塞ぎたくなるような拙いプレゼン(!)でもわかった通り、何せ問題規模が大きくて世界各国を巻き込むようなものばかりなので、行政も簡単には身動きが取れない状況が見受けられます。
 この流れで行くと、じゃあどうしたら良いのか、という話になるわけですが、まあ、簡単に解決できるような問題ならもうすでに誰かが解決しています。解決されていないということはこの問題がそれだけ難しく、慎重に取り組まなければならないものだということす。そして、解決のために残された制限時間はそう長くはないのもまた事実です。
 そこで必要になるのが民間や個人の力であり、結局、その層が草の根レベルで事を進めていくことが大切であるという結論に私は至りました。まずは個人が持続可能な生活を選択することに価値を見出すことが肝要で、それが次第に広く波及し、ついには国をも巻き込むようになることが私の思い描く理想の社会です。理想論にすぎませんが、理想を口にするだけならタダなので。誰も不幸にならないし。


 半期をかけ、一人ひとりのプレゼンを時間をかけてみんなで検討してきました。(皆さまの質の高いプレゼンには思わず感心することも多かったです。どうやったらあんなのできるんですか?教えてください。)そして、各々の心に湧いた疑問点を挙げ、問題点を探り、それによって問題に対する理解が深まり、一つ段階が上がったところから見てみると、そこにはまた新たな疑問点、問題点が浮かび上がってくる…。時には批判的な意見が飛び交うこともありましたが、批判とは上げ足をとって悪口を言うことではありません。批判とは、良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・判定することで、それによって解決策や、革新、革命がのぞめるようなもののことを言います。
 このセミナーではそういった批判的な思考の仕方を身に叩き込むことが出来たと思います。証拠に基づく論理的で偏りのない思考、自分の思考過程を意識的に吟味する省察的で熟慮的な思考、より良い思考を行うために目標や文脈に応じて実行される目標指向的な思考を身に付けることは、セミナーで取り上げた食・森林・水・エネルギーなどの問題を考える場面だけではなく、その他日常のあらゆることを考える場面にも応用できると思います。その能力は確実に今後の自分の身を助けることになるでしょう。

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さいごに、半期という短い間でしたが、非常に濃い時間を過ごすことが出来ました。これはひとえにこのセミナーに携わった皆様、高野先生のおかげであります。ありがとうございました。お世話になりました。
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by kan_zyuku | 2016-02-10 15:58

最終レポート

 法学部の真野朱音です。半年間お疲れ様でした。
 先生やみんなのおかげで、木曜5限の時間はとても充実した時を過ごすことが出来ました。合宿もとっても楽しかったし、発表も楽しく聞くことができました。ほんと、この授業が受けられてラッキーだったな、と思います。プレゼン力も鍛えていただいたし!
 自分は森林分野に興味があり調べたのですが、"森林の荒廃が外国との政治問題につながっている"ように、芋づる式にいろんなところに問題が広がっていることに気づいたときは、衝撃でした。
 また、他の人の発表で一番衝撃を受けたのが、食糧問題でした。食糧問題は流通、農薬、乱獲など様々な側面から語られましたが、私たちと密接に関係する食べ物が、これだけ多くの問題を抱いているのは衝撃でした。おかげで産地名や種類を確認するなど、スーパーに並べられている食品を穿った見方で見るまでになってしまうようになりました…!食材が作られてから食卓に並べられるまでに、よくわからない過程を通ってきているのは、やっぱり怖い気がしますね。
 合宿ではとれたてのお野菜をあまり手を加えず食べ、「自然に生かされているなぁ」という感じがしました。将来あんな感じでのんびり過ごしたいものです。
 以下、セミナーを通して思った、今の自分の環境問題に対する考えです。

—————————
 半年間の履修を通し考えたことは、政治・経済問題と環境問題の密接な関わりです。
 現在環境問題は理系分野として、「技術革新」による環境問題の解決という視点から語られることが多い気がします。しかし、本来は政治・経済を含めた幅広い視点から語られるべき問題でしょう。
 日本の食料自給率の低さや木材自給率の低さ(すなわち第一次産業全体の自給率の低さ)は、結局のところ関税の自由化に帰結します。そして現行の関税の枠組みは各国の思惑や利害調整の結果出来ているため、第一次産業保護のためとは言え、やすやすと変えれるものでもありません。世界全体が新自由化主義に向かっており、熾烈な価格競争の中に放り出される中で、日本の第一次産業の復興は、今後さらに困難になってくると予想されます。

 そもそも資本主義自体が環境問題を解決するには馴染まない体制だと思います。資本主義では企業はひたすら利潤を増やす方向にエントロピーが働き、また人々は次々に発売される新商品に食いつき、古いものはどんどん捨てられていきます。物を大切に使う精神など、美徳とされてきたものは破壊されていきます。
 指数関数的な生産と消費の爆発の背景にあるのは、ひたすら利潤を求める「資本主義の価値観」に他なりません。その負の側面は「新自由主義的な市場原理主義」により、より過激になっていきます。

 持続可能な社会を作るためには、グローバルな市場のつながりを一旦断ち切り、自給自足形経済に戻す必要があります。それは、現代の世界の流れと逆行する動きですし、現実的とは言えないかもしれません。しかし、このままでは資源が枯渇するという展望がすでに見えている中で、今のままの経済を続ける方が、「現実」に反しているのではないか、とも思います。
 何も体制そのものを変えなくても、既存の枠組み内で、市場から離れて生きることも可能です。授業の最初に教えていただいた「20アンペア生活」などはまさにその例。また、東栄町での暮らしは、これからの一つの暮らし方のモデルとなるかもしれません。東栄町の暮らしは、市場経済を基準としてみると自己完結的な生き方です。しかし、人間の作り出した枠組みを超えてみると、そうした自己完結的な生き方こそが地球と直接繋がっており、人間だけの「完結」に終わらない生き方ではないか、と思います。

 当面政治的な障壁が乗り越えられないとすると、そうした生き方に個人個人が価値を見出し、生き方を転換していくしかありません。
 今は「Uターン」だけでなく、都市部を離れ農村生活を求める「Iターン」者も増えています。大量消費社会から持続可能な社会へのパラダイムシフトは、少しずつではあるものの、確実に進んでいると思います。
ただし、そうした今までと逆ベクトルの働きが、今も世界中で増大し続ける消費・生産活動を抑えることが出来るのかというと、難しいでしょう。世界規模の環境問題対策は、やはり現行の世界体制のままでは進められそうにありません。
 そうかと言っても、「共産主義を導入しよう」という訳には無論(!)いきません。結局は、持続可能な生活に個々人が「豊かさ」を感じて、選択をしていくしかないのではないのでしょうか。
 今ある資源が枯渇したら、いつかライフスタイルの転換を迫られる時が来ます。(うなぎやマグロではありませんが)無くなってから対策するのでは、あまりにも遅いでしょう。
——————

 と、アンチ資本主義的な構想を語ってしまいましたが…
 わたしは資本主義の賜物であるコンビニのチキンが大好きですし、肉まんも大好きですし、資本主義からは脱却できそうにありません。環境問題はつくづく難しいなぁ、と思います。
 結論を出すには、環境問題はあまりにも深すぎる問題です。ただ、この基セミで問題を考える上での基本的な姿勢を鍛えていただいたことは確かです。外面的な情報に左右されず、事実や背景を考える重要さ、そして情報を選択する力を叩き込んでいただきました。今後はそうした観点から環境問題を捉えるようにしたいものです。
 最後に、このセミナーを支えてくださったみなさん、高野先生、ありがとうございました。
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by kan_zyuku | 2016-02-08 23:57

持続的なブログです。
by kan_zyuku
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